デルタ凾数(delta function)
以下の式を満たすをデルタ凾数と呼ぶ.
これはの積分の中からとなる時のf(x)のみを取り出すことになる.
上記式を満たすため,のみでの積分値は1でとされる.
デルタ凾数の性質
の場合
足し合わせたいxの値を動かす.これはの積分の中からとなる時ののみを取り出すことになる.
の場合
とでスケールが倍異なる場合の性質を求める.
の場合
足し合わせたいxの値を動かす.を満たすをとするとこれはの積分の中からとなる時ののみを取り出すことになり,積分はその足し合わせとなる.
の解が区間にただ一つとなるようにを十分小さくとるとする.
よって全区間では以下のようになる.