正規分布に従う互いに独立な標本における分散の最尤推定量を求める
をからの独立な観測値とする時のの最尤推定を考える.
確率密度凾数
が既知の場合のの最尤推定
確率密度凾数から尤度凾数(確率密度凾数に対して,確率変数や既知のパラメータを定数として,未知のパラメータを変数とみなす)の対数をとり,
対数尤度凾数を用意する.
極値を考えるために変数であるで微分する(
スコア凾数).
この式が0となるを求める(極値である).
が未知の場合のの最尤推定
対数尤度凾数を用意する(上と同じ).
極値を考えるために変数であるでそれぞれ偏微分する(
スコア凾数).
これらの式が0となる連立方程式としてを求める(極値である).
第一式より
第二式のにこれを代入しての最尤推定量を得る.
0 件のコメント:
コメントを投稿