間違いしかありません.コメントにてご指摘いただければ幸いです(気が付いた点を特に断りなく頻繁に書き直していますのでご注意ください).

(sin(x)+3)/(cos(x)+2)の最大値最小値 (直線の傾きとして解く)

問い

(問いを知った動画) sin(θ)+3cos(θ)+2π2θπ2

直線の傾きとして求める

(別解: 一階微分を用いて極値として解く)
問いを知った動画の通り解いてみる.

与式を直線の傾きとみて幾何の問題として解く

k=sin(θ)+3cos(θ)+2=sin(θ)(3)cos(θ)(2)(cos(θ),sin(θ))(2,3)l

直線の方程式

y(3)=k(x(2))0=kxy+2k3ax+by+c=0l (cos(θ),sin(θ))は原点を中心とした半径1の円(単位円)上の点を意味する.
よってこの直線lは,点(-2,-3)から半径1の円(単位円)への接線ということになる.
この接線は円の中心点(原点)からの距離が1となる直線である.

点と直線の距離

d=|ap+bq+c|a2+b2ax+by+c=0(p,q)d1=|k010+2k3|k2+(1)2(p,q)(0,0)=|2k3|k2+1k2+1=|2k3|k2+1=(2k3)2=4k212k+90=3k212k+82l1,22

二次方程式の解(の公式)

kl1,2=(12)±(12)243823ax2+bx+c=0x=b±b24ac2a=12±144966=12±486=12±436=6±233=23(3±3)

解と図との対応

kl1=23(3+3)kl2=23(33)kl1>kl2l1kl1,l2kl2 図よりl1の接点位置の角度θ1π2を超えているので範囲外となり,点(0,1)を通る直線jの傾きが最大値となる. kj=sin(θ)+3cos(θ)+2=sin(π2)+3cos(π2)+2=1+30+2=42=2

答え

以上より与式の最大値最小値はそれぞれ,最大値2,最小値23(33)となる.

確認:角度θ1,2を求める

直交する直線の傾き

直線lと直交する直線lの傾きstan(θ)となる. また直交する直線同士の傾きは掛け合わせると-1となる. k1s1=1s1=1k1k2s2=1s2=1k2

s1からθ1を求める

直線l1と直交する直線l1の傾きs1を求める. s1=1k1=123(3+3)k1=23(3+3)=3213+3=3213+33333=323+393=323+36=3216(3+3)=14(3+3)=3+34<0θ1=tan1(3+34),tan1(3+34)+πtan1π2π2 s1が負の値ということはs1=tan(θ1)とした際のθ1は単位円第二,四象限上の点の角度となる.
が,図よりこの角度は単位円第二象限上の点の角度なのでθ1=tan1(s1)+π=tan1(3+34)+πとなる.

s2からθ2を求める

直線l2と直交する直線l2の傾きs2を求める. s2=1k2=123(33)k2=23(33)=32133=321333+33+3=323393=32336=3216(33)=14(33)=334<0θ2=tan1(334),tan1(334)+πtan1π2π2 s2が負の値ということはs2=tan(θ2)とした際のθ2は単位円第二,四象限上の点の角度となる.
が,図よりこの角度は単位円第四象限上の点の角度なのでθ2=tan1(s2)=tan1(334)となる.

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